2年下
お手紙

新地町立駒ケ嶺小学校
武口 文子

指導計画例(❽/12時間)を開く

単元の特徴・付けたい力

本単元では、「音読劇をする」という言語活動が設定されている。学習過程においては、語のまとまりや言葉の響きなどに気をつけて音読をしたり、場面の様子に着目して登場人物の行動を具体的に想像する中で、言葉に着目し、それを拠りどころにして見方・考え方を働かせる必要があると考える。音読劇に向けて、表現の根拠となる言葉について考える時間を十分確保するとともに、共有の場面を意図的に取り入れ、視点や思考を促すための働きかけを行うことで、思いや考えの一層の深まりと言語能力の育成につなげたい。

ICTの活用について

デジタル教科書内の「マイ黒板」で、登場人物2人の会話文を教材文より抜き出す機能を活用する。その際、登場人物の気持ちを心 情ラインの上(幸せ)・下(不幸せ)に配置し、その根拠となった語句に線を引くようにする。この活動により、心の動きが可視化され、音読劇をする際に登場人物の心情に合った読み方や動きの工夫に、大いに効果を発揮するものと考える。

全時学習活動 (全12時間)

主な学習活動
1 題名と挿絵からお話を想像する。「①シート」
2 場面の移り変わりに着目して物語を分ける。
3 登場人物2人の会話と行動を整理する。
4 (P12~P15L3)
登場人物2人の行動やその理由、表情、口調、様子などを想像する。「②シート」
5 役割音読をする。「②シート」
6 (P15L4~P17L2)
登場人物の行動やその理由、表情、口調、様子などを想像する。役割音読をする。「③シート」
7 (P17L3~P20L2)
登場人物2人の行動やその理由、表情、口調、様子などを想像する。役割音読をする。「④シート」
8 (P20L3~P23)
登場人物2人の行動やその理由、表情、口調、様子などを想像する。役割音読をする。「⑤シート」
9 音読したい部分について、登場人物の様子を想像して、音読の工夫を考える。「各シート」
10 グループで音読劇の練習を行い、互いの音読の方法について感想を伝え合う。
11 友達の助言や読み方から、自分の読み方を考え直して練習する。
12 これまでに学んできたことをいかして、音読劇を発表する。「各シート」