4年下
ウナギのなぞを追って

横浜市立荏子田小学校
浦部 文也

指導計画例(❷/10時間)を開く

単元の特徴・付けたい力

本単元は、ウナギを題材とした説明的な文章である。筆者である塚本勝巳氏の研究に対する情熱やウナギの神秘的な習性をウナギの産卵場所を突き止める過程を通してまざまざと描いている。研究者の立場、神秘的なウナギの習性など、児童が関心を寄せることが複数あることから、一人一人の感じ方や興味をもつことに違いを見出しやすい。驚きや感動をそれぞれの読みの視点を大切にしながら要約することで、中心となる語や文を見付けて要約する力を育むのに適した教材である。

ICTの活用について

デジタル教科書

読みの視点ごとにレイヤーを分けて書き込むようにすることで、児童に着目してもらいたいことを焦点化することができる。事実と推論を積み重ねている文章構造に注目させたり、中心となる語や文に着目させたりする際に効果的である。

テキストマイニング

初発の感想をテキストマイニングにかけることで、特に興味をもったキーワードをはっきりと浮かび上がらせることができる。一人一人の感じ方や興味をもつことの違いを視覚的に共有する際に効果的である。

ロイロノート

テキストマイニングの結果や初発の感想、要約文をアップロードすることで、一覧性高く、共有することができる。

全時学習活動 (全10時間)

主な学習活動
1 ウナギや研究者について関心をもち、本文を読む。
2 初発の感想を書き、テキストマイニングにかける。
3 「はじめ」と「終わり」を読む。
4 「中」の部分で「いつ、どこで、何があったのか」に着目して読む。
5 「中」の部分の「ウナギがどこで産卵するか」という問題をどのように解決していったのか、「事実」と「推論」を積み重ねた道筋を読む。
6 テキストマイニングによって把握した「同じことに興味をもつ人」同士でペアを組み、マイ黒板にキーワードを抜き出しながら整理する。
7 前時整理したことに、自分の考えを補足しながら、要約文の構成要素を絞り込む。
8 250字の要約文を書く。
9 テキストマイニングによって把握した「異なることに興味をもつ人」同士でペアを組み、要約文の推敲をする。
10 完成した要約文を読み合い、興味を広げる。