5年
Unit 9 My hero is my brother.
単元の特徴・付けたい力
単元目標:職業や性格などを言って、身近なあこがれの人を紹介することができる。
本単元では、職業や性格などを表す語句や表現を活用して、身近なあこがれの人を紹介したり、ヒントを出して人物当てクイズをしたりするなど、自分の考えを友達に伝え合うことができる力を育成することを目標としている。Ms.Miller や Dan、Kazuki をヒーローとして紹介している動画を視聴して、My hero is.... She [He] is (職業など). や、She [He] is (性格など). という表現を通してあこがれの人の職業や性格などを表す語句や表現を理解する。また、動画の家族紹介を視聴したり、有名人クイズなどの活動を通して、あこがれの人の職業や性格などを話したり、それを聞いたりするとともに、あこがれの人を紹介する文を読んだり、書いたりすることができる力を育成する。そして、児童自身の身近なあこがれの人について、相手にわかりやすい紹介の表現を整理した上で、紹介し合える力を養う。
ICTの活用について
学習者用デジタル教科書を使用することで、個人のペースで各々の苦手な発話を繰り返し練習することができるようにする。また、英語で話されていることを理解しようとする「主体的な学習」を促進することになる。
- A:動画(Story)を視聴し、コミュニケーションの目的や場面、状況など(コミュニケーションの必然性)を理解し、興味関心を高め、語句や表現についての確認が容易にできる。
- B:個人のペースや理解度に合わせて繰り返し視聴し、主体的に確認したり、練習したりすることができる。
- C:児童が作成したポスターや発表をタブレットで録画し、それをクラス全体で視聴し感想などを共有することができる。
- D:自己表現活動をするために、「単語リスト(Unit の表現・単語)」を活用することでアウトプットが容易にできる。
- E:動画や音声を繰り返し視聴することで、語句や表現を理解し、言語活動の理解を補足する。
- F:Review 世界の友達3の動画は、児童に異文化への気づきを与え、外国への興味関心を抱かせる。
全時学習活動 (全8時間)
時 | 主な学習活動 デジタル教科書の活用場面 |
デジタル教科書の活用ポイント デジタル教科書(学習者用)を活用する効果 |
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1 |
【Hop】人を紹介するための言い方を知る。
Let’s play 【ミッシングゲーム】アニメーション動画を通じて、本単元のトピックや語句に触れる。 英語の歌「Everyone Is Special」(p.115)を視聴する。 ![]() Story を視聴し、単元のトピックを確認する。 ![]() 単語リストにある人の性格や職業を表す語句を使って、ゲームを行う。 ![]() 活用ポイント
Let’s play を視聴することで、ゲームの仕方が理解しやすくなる。また、デジタル教科書で使用するカードを提示することで、それぞれの語句の発音を理解し、発話することができる。 ・単語リストで語句の確認をする時には、児童一人一人に適した再生速度や聞き逃した箇所などの確認ができ、個人のペースで学習できるようにする。 |
「Everyone Is Special」を視聴し、楽しい雰囲気を作る。また、何度も出てくる Special に気づかせる。
もっと聴きたい、歌いたい、という児童には、家庭や放課後に楽しむことを勧める。
Let’s play を視聴することで、ゲームの仕方が理解しやすくなる。また、デジタル教科書で使用するカードを提示することで、それぞれの語句の発音を理解し、発話することができる。 単語リストで語句の確認をする時には、児童一人一人に適した再生速度や聞き逃した箇所などの確認ができ、個人のペースで学習できるようにする。
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2 |
【Step 1】人の職業などを伝える。
①人の職業などを伝える言い方を知る。 英語の歌 「Everyone Is Special」(p.115)
Let’s watch の一部を使って、Step 1 の表現を確認する。
![]()
Let’s listen 【あこがれの人】
Let’s play の活動例を視聴し、活動を理解する。児童は、一瞬だけ提示されたカードの内容を当てる。あこがれの人についての会話から、その人の職業名などを選ぶ ![]() チャンツを使って、Step 1 の表現に慣れる。 ![]() チャンツを使って、Step 1 の表現に慣れる。 ![]() 活用ポイント デジタル教科書(学習者用)を活用する効果 Let’s watch を視聴し、コミュニケーションの目的や場面、状況など(コミュニケーションの必然性)を理解し、この単元で活用できる語句や表現を見つける。 Let’s listen をモデルとし、英語の発音やリズム、イントネーション、語と語の連結などによる音の変化、表現を児童の発話の練習につなげる。 Let’s play を視聴することで、活動が容易に理解できる。 |
Let’s watch を視聴し、コミュニケーションの目的や場面、状況など(コミュニケーションの必然性)を理解し、この単元で活用できる語句や表現を見つける。
Let’s listen をモデルとし、英語の発音やリズム、イントネーション、語と語の連結などによる音の変化、表現を児童の発話の練習につなげる。
Let’s play を視聴することで、活動が容易に理解できる。
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3 |
【Step 1】人の職業などを伝える。
②人の職業などを伝える。 Let’s chant 【She is a singer.】 2時のチャンツを再度歌い、Step 1 の表現の復習をする。 Let’s play 【ピクチャーフラッシュ】 2時で扱った活動を再度行う。(復習)
Let’s try 【似顔絵を使ってあこがれの人を紹介する】
Let’s write 【自分が紹介した人について書く】Let’s try を視聴し、5つの職業から 1 つ選び、あこがれの人の似顔絵を描いて紹介する。 ![]() 自分が紹介した人について、デジタル教科書に書き込む。 ![]() 活用ポイント デジタル教科書(学習者用)を活用する効果 Let’s try を1つのモデルとして、登場する表現を使って発話練習をする。次に、単語リストで語句の確認をし、選んだ 1 人について、紹介する練習をする。 ・単語リストを活用して、語句の確認をする時には、児童一人一人に適した速度や聞き逃したところなどの確認ができ、個人のペースで学習できるようにする。 自分が紹介した人を、デジタル教科書に書き込むことで、自己表現活動につながる。 ・書くことについては個人差が大きいが、個人のペースで学習できる。 |
Let’s try を1つのモデルとして、登場する表現を使って発話練習をする。次に、単語リストで語句の確認をし、選んだ 1 人について、紹介する練習をする。
単語リストを活用して、語句の確認をする時には、児童一人一人に適した速度や聞き逃したところなどの確認ができ、個人のペースで学習できるようにする。
自分が紹介した人を、デジタル教科書に書き込むことで、自己表現活動につながる。
書くことについては個人差が大きいが、個人のペースで学習できる。
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4 |
【Step 2】人の性格などを伝える。
Story 【(場面)学校からの帰り道】①人の性格などを伝える言い方を知る。 コミュニケーションの場面を理解し、ヒーローを紹介するための語句や表現を見つけて、確認する。 ![]() ![]() ニックたちが家族を紹介する会話から、性格やできることなどを聞き取る。 児童に「どんな人たちかな?」と質問した後で、音声を聞くようにするなどの工夫をする。 ![]() チャンツを使って、Step 2 の表現に慣れる。 ![]() 活動例を視聴し、活動を理解した後に、人の性格などを説明する表現を使って、カードマッチングを行う。 ![]() 活用ポイント デジタル教科書(学習者用)を活用する効果 Story を視聴することで、コミュニケーションの目的や場面、状況など(コミュニケーションの必然性)を理解し、この単元で活用できる語句や表現についての確認ができる。 |
Story を視聴することで、コミュニケーションの目的や場面、状況など(コミュニケーションの必然性)を理解し、この単元で活用できる語句や表現についての確認ができる。 |
時 | 主な学習活動 デジタル教科書の活用場面 |
デジタル教科書の活用ポイント デジタル教科書(指導者・学習者用)を活用する効果 |
5 |
【Step 2】人の性格などを伝える。
②人の性格などを伝える。 Let’s chant 【He is smart.】 4時のチャンツを再度歌い、Step 2 の表現の復習をする。 Let’s play 【カードマッチング】 4時で扱った活動を再度行う。(復習)
Let’s try 【人物当てクイズ】
Let’s write 【先生について書く】活動例を視聴し、人の性格・職業・できることなどを説明し、クイズを出し合う。 ![]() ![]() 活用ポイント デジタル教科書(学習者用)を活用する効果 Let’s try の活動例を視聴することで、活動の仕方 が容易に理解できる。また、既習の語句や表現を確認できる。 ・単語リストで語句の確認をする時には、児童一人一人に適した速度や聞き逃したところなどの確認ができ、個人のペースで学習できるようにする。 先生について児童が紹介したいことを、デジタル教科書に書き込むことで、自己表現活動につながる。 |
Let’s try の活動例を視聴することで、活動の仕方が容易に理解できる。また、既習の語句や表現を確認できる。
単語リストで語句の確認をする時には、児童一人一人に適した速度や聞き逃したところなどの確認ができ、個人のペースで学習できるようにする。
先生について児童が紹介したいことを、デジタル教科書に書き込むことで、自己表現活動につながる。
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6 |
【Jump!】身近なあこがれの人を紹介する。
①身近なあこがれの人について、さまざまな角度から考える。
World Tour を視聴し、世界の小学生のあこがれの人について考えを深める。
![]() Step 1 と Step 2のチャンツを再度声に出す。
Let’s listen and read. 【リリーのあこがれの人】
You can do it! 【あこがれの人を発表するための準備】音声を聞きながら、音声で慣れ親しんだ語句や表現を文字で確認する。 ![]() あこがれの人を1人選び、紹介する内容を考えてワークシートに書き、発表の内容をまとめる。 ![]() 活用ポイント
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世界の小学生のあこがれの人について知り、「思考力・判断力・表現力」を育成するコミュニケーション活動につなげる。また、気が付いたことをメモして、グループで共有するようにする。
気が付いたことを書き込むことで、グループで共有する時に活用できるようにする。
Let’s listen and read を視聴し、音声を聞き取る活動と文字を確認する活動を行う。また、より良い紹介ができるように参考となる語句や表現の文に書き込みをしながら音声を聞くようにする。
発表する時に活用できる表現を見つけ、それを発表文章に取り入れることで、発表することを書く活動につなげる。
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7 |
【Jump!】身近なあこがれの人を紹介する。
You can do it! 【発表練習】②身近なあこがれの人を紹介する。 ![]() You can do it! の活動例を視聴する。6時の練習で出た意見を生かし、発表の練習をする。 You can do it! 【あこがれの人を紹介する】 似顔絵を見せながら、自分のあこがれの人について紹介する。 デジタル教科書の 活用ポイント デジタル教科書(学習者用)を活用する効果 You can do it!の活動例を視聴することで、容易に活動が理解できる。 ・活動例をモデルにして、より良い紹介ができるようにする。 |
You can do it!の活動例を視聴することで、容易に活動が理解できる。 活動例をモデルにして、より良い紹介ができるようにする。 |
8 |
【Jump!】身近なあこがれの人を紹介する。 ②友達のあこがれの人について読む。 You can do it! 【発表後の活動】 7時で作ったワークシートをクラス全体で読み合う。 ![]() |