学習者用デジタル教科書指導案

指導計画例 (4/8時間)

  • 学習活動・指導上の留意点
  • ICT・デジタル教科書の活用場面

導入:前時を振り返り、本時の学習のめあてをつかむ。

「初め・中・終わり」の三段構成を確かめる。内容の中心を捉えるという本時のめあてを提示する。

展開【1】:
問いと答えを確かめる。

1問いを確認する

1段落の2つの問いに、それぞれ赤と青で線を引く。

前時の文章構成を確認した学びを想起させて、「初め」に問いがあることを確認する。

児童の反応
「どんなコマがあるのでしょう」は赤、「どんな楽しみ方はできるのでしょう」は青で線を引いている。

先生の感想
問いは前時に確認済みのため、スムーズに線を引いていた。

2問い「どんなこまがあるのでしょう」について、「中」の各段落から答えの語を見つける。

「中」の各段落 にある答えの語に赤で線を引く。

児童の反応
赤の線を、各段落に1つずつ引いている。

先生の感想
迷いながら進めている子供の姿があった。

3問い「どんな楽しみ方ができるのでしょう」について、「中」の各段落から答えの文を見つける。

「中」の各段落にある答えの語に青で線を引く。

児童の反応
青の線を、各段落に1つずつ引いている。

先生の感想
赤の後に、すぐに青の線が引かれるという気づきを口にしている児童が見られた。

展開【2】:
問いと答えの関係を整理する。

4問いと答えを表に整理する

「マイ黒板」 にそれぞれの問いの答えになる語や文を抜き出して、表にまとめる。

児童の反応
赤の線、青の線を引いた語や文を「マイ黒板」に抜き出した後、線を引いて表に整理している。

先生の感想
表の作成に時間がかかっていた。

5表に整理した問いと答えを交流する

「マイ黒板」に整理した問いと答えをペアで見せ合う。

児童の反応
ペアを代えながら複数回交流している。交流しながら、抜き出した語や文を修正している。

先生の感想
修正が容易なため、意欲的に取り組む児童の姿が見られた。

まとめ:学習を振り返り、次時の見通しをもつ。

問いに対する答えが、内容の中心となっていることをまとめる。

先生の感想
「 内容の中心を捉えるために、問いに対する答えを見いだす」という読み方を理解した様子だった。