2「事実」と「筆者の考え」の「スタンプ」を付ける。
事実には「事実」、筆者の意見には「筆者の考え」の「スタンプ」を貼り付ける。
マーカーを引いたり、他の方法で印を付けたりすることも認める。
導入
展開
まとめ
それぞれのまとまりの内容を振り返り、事実と筆者の意見を整理する学習課題をつくる。
事実と意見を見付けるという意識ももたせた上で、本文を読む。
事実には「事実」、筆者の意見には「筆者の考え」の「スタンプ」を貼り付ける。
マーカーを引いたり、他の方法で印を付けたりすることも認める。
「マイ黒板」に文章構成表を作る。
一つ目の事例は、全体で確認し、その後、自力解決を目指す。
児童の反応
直線が簡単に引けるので、文章構成表もあっという間に作り上げることができた。
本文は、なぞるだけで抜き出すことができるため、「抜き出す」 「推敲」「修正」のプロセスを繰り返して、自分の考えを形成していた。
先生の感想
なぞるだけで抜き出すことができるので、書く量が減り、思考することに時間を割くことができる。
書くことが苦手な子どもや国語の学習が苦手な子どもも、意欲的に課題に取り組むことができる。
隣の席や近くの友達と交流することを促す。
自分の考えをロイロノートなどにまとめる。
先生の感想
子どもたちは、本文中から事実と筆者の考えを抜き出して、「マイ黒板」上に整理できた。
児童の反応
「スタンプ」を効果的に活用し、本文中に印を付けていた。
「スタンプ」だけでなく、マーカーを引くなど別な方法で印を付けている子どももいた。
先生の感想
「抜き出す」となると、書き出す量が増えたり、行数などで示し、よく分からなくなったりしがちである。しかし、「スタンプ」であれば、本文中に直接自分の考えを示すことができるので、友達と考えを共有する際、自分の考えを伝えやすくなる(見せる場所がはっきり分かる)。