2年
アイスプラネット

松山市立北条北中学校
藤本 恒平

指導計画例(❷/4時間)を開く

単元の特徴・付けたい力

本単元の学習目標は、「登場人物の心情や考え方が表れた語句に注意して読む」こと、「登場人物の設定に着目し、人物どうしの関係や、それぞれの考え方を読み取る」ことである。
登場人物の人物像や心情を読み取るには、その人物の言動に着目して物語を読んでいくことが大切である。
本文から抜き出した言葉を根拠に考えさせることで、どのような表現に着目すればよいのか考えさせたい。
また、登場人物について読み取ったことを人物相関図にまとめることを通して、作品の設定や人物同士の関係についてより深く理解させたい。

ICTの活用について

デジタル教科書の「マイ黒板」を活用し、本文の言葉を根拠に人物像や「ぐうちゃん」に対する心情を考えさせる。
「マイ黒板」での学習活動を通して、人物像や心情がその人物の言動に表れていることに気づかせたい。
そして、読み取ったことを人物相関図にまとめさせ、グループで交流させる。
絵や図を用いて、人物の特徴や人物同士の関係を視覚的に捉えられるようにすることで、意見の交流が効果的に行えると考える。
授業や話し合いの中で気づいたことを適宜、人物相関図に記入させていくことで、学習のまとめや振り返りに活用することができる。

全時学習活動 (全4時間)

主な学習活動
1 作品を通読し、漢字や語句の意味を確認する。
登場人物を確認する。朗読
2 第1場面を読み、「ぐうちゃん」に対する家族の気持ちを考える。
登場人物の特徴や関係について整理する。「人物相関図」
3 場面構成を整理し、物語の大筋を捉える。ICT 「ワーク」場面構成
第2~4場面を読み、「僕」の「ぐうちゃん」に対する心情の変化を捉える。
ICT 「マイ黒板」「場面構成」
4 第 5 場面を読み、「ぐうちゃん」が伝えたかったことを考え、話し合う。
「ぐうちゃん」に対する返事の手紙を書き、交流する。
学習を振り返る。「ロイロノート」