3年下
すがたをかえる大豆
Part2

新地町立駒ケ嶺小学校
大山 美紀子

指導計画例(❾~❿/15時間)を開く

単元の特徴・付けたい力

本単元では、「すがたをかえる大豆」を読んで説明の仕方の工夫を理解し、それらを活用して、児童自身が相手に伝えたいと思う食べ物について、説明する文章を書くことで書く力の定着を図る。また、書籍を使って調べたり、集めた情報を整理したりすることで、読書や情報の取捨選択の経験を重ねながら言語感覚を養うことも可能であると考える。単元内では、読み手として事例の選び方や順序立てた文章の構成などに着目させるとともに、書き手として工夫してわかりやすい文章を書くことを目指す。

ICT・デジタル教科書の活用について

読み取りの活動では、デジタル教科書を使うことで、文章全体を「はじめ・中・終わり」に分けたり、「中」の部分を詳しく読み取るために「おいしく食べるくふう」にサイドラインを引いたりして視覚的に明確化でき、言葉への着目や吟味に有効であると考える。文章を書くときには、デジタル教科書にある「ワーク」の図や表を用いることで、考えの形成や練り上げが容易となり、思考の一層の深まりや活性化も期待できる。

全時学習活動 (全15時間)

主な学習活動
1 学習課題を設定し、学習計画を立てる。
2 「はじめ・中・終わり」の組み立てをとらえ、「中」の事例を整理する。
教科書を「せん」で色分け
3 文章の説明内容に合った「問い」を考える。
4 段落の中心となる文や接続語に注目して、「中」の書かれ方について考える。
教科書を「せん」で色分け
5~6 筆者の説明の仕方の工夫をまとめ、感想を伝え合う。
7 ここまでの学習を振り返る。
8 書く活動の見通しをもち、食材を決め、調べる。
9~10 食べ物について調べた内容を整理する。
11 組み立てと例の書き方を考える。
12 文章の下書きをする。
13 文章の清書をする。
14~15 友達と文章を読み合い、感想を伝え合う。単元の学習を振り返る。