3年下
すがたをかえる大豆
Part1
渋谷区立富谷小学校
佐藤 綾花
単元の特徴・付けたい力
本単元は、「書くこと」につながる単元である。
説明的文章「すがたをかえる大豆」を論の述べ方に注目して読み、理解したことを生かして、姿を変える食べ物についての説明文を書く。
「すがたをかえる大豆」で筆者は、初めに「大豆は、いろいろな食品にすがたをかえていることが多い」という話題を提示し、中で大豆を「おいしく食べるくふう」の例を写真と共に紹介している。
最後の段落では「大豆のよいところに気づき、食事に取り入れてきた昔の人々のちえにおどろかされます。」と考えを述べている。
筆者の考えが中の事例によって具体化されていることを、叙述をもとに捉える力を付けるために適している単元である。「読むこと」の単元において考えと事例の関係を捉えたことを生かして、「書くこと」においては筆者の述べ方と同じように中で事例を挙げ、姿を変える食べものについて説明する文章を書く。自分の考えとそれを支える事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫する力を付けたい。
ICTの活用について
・本文を読む前に「ワーク」はじめにのクイズで、内容に興味をもたせ「読みたい」という気持ちを高める。
・「スタンプ」や「せん」の機能を使って構成を確かめる。
・「マイ黒板」を使って文章を比較し、説明の仕方の工夫に気付く。
・「ワーク」とらえよう・ふかめようで事例の挙げ方を捉える。
全時学習活動 (全6時間)
時 | 主な学習活動 | デジタル教科書活用 |
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1 | 説明文を読む学習の見通しをもつ。
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「ワーク」 〈大豆クイズ〉 |
2 |
「こうせいをたしかめよう。」 段落構成を確かめる。
「スタンプ」「せん」 |
「ワーク」〈大体のないようをたしかめましょう。〉 「スタンプ」「せん」 |
3 |
「はじめとおわりのせつめいのしかたのくふうを見つけるために、 くらべて読もう。」
|
「マイ黒板」「せん」 |
4 |
「中のせつめいのしかたのくふうを見つけるために、中のれいをせいりして読もう。」 中で挙げられている例を整理する。
「せん」 |
「ワーク」〈筆者が「中」であげている具体的なれいを整理しましょう。〉 「せん」 |
5 |
「中のせつめいのしかたのくふうを見つけるために、れいのじゅんじょにちゅう目して読もう。」 筆者がなぜこのような順序で例を挙げているか考える。
「せん」 |
「ワーク」〈どんなじゅんじょで、れいをあげているかたしかめましょう。〉 「せん」 |
6 |
「筆者のせつめいのしかたで工夫されていたことをまとめよう。」 筆者の論の述べ方の工夫をまとめる。
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「マイ黒板」「せん」 |