4年下
ごんぎつね
単元の特徴・付けたい力
本単元は、登場人物の気持ちが、豊かな情景描写によって表現されている。
それぞれの場面ごとの登場人物の気持ちを想像するだけにとどまらず、物語全体を通じて複数の叙述を結び付けることで、ごんの気持ちの変化や、ごんと兵十の気持ちのすれ違いを読み味わわせたい。
また、登場人物に対する自分なりの考えを友だちと共有し、一人ひとりの感じ方に違いがあることに気づかせたい。
ICTの活用について
デジタル教科書に線を引き、そこから考えうるごんや兵十の気持ちを付箋に書き出すことで、叙述をもとに想像する力をつけたい。
また、考えた気持ちを友だちと共有することにより、自分の考えをさらに深めることにつなげたい。
全時学習活動 (全11時間)
時 | 主な学習活動 |
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1 | 「ごんぎつね」全文を読み、初発の感想をもつ。音読 |
2 | 漢字や語句の確認をする。 学習課題を設定し、学習計画を立てる。 |
3 | 全文を読み、ごんが兵十にしたことと、その時のごんの気持ちをまとめる。 |
4~9 | ごんが兵十にしたことと、その時のごんの気持ちを発表し、日記としてまとめる。 |
10 | ごんと兵十の気持ちの変化について考えたことをまとめ、話し合う。 詳しく読んでわかったことなどをもとに、初発の感想と比べてもう一度感想を書いて伝え合う。 |
11 | 新美南吉作品を読み、感想を交流する。「ロイロノート」 |